積み立て投資のイメージを持ちましょう!

前回の記事で、積み立て投資について触れました。

前回記事→今だからこそ、長期投資考えませんか?

今回は、貴方が積み立て投資をやったら、どうなるのか、より具体的にイメージしやすくなるような記事を書きます。

ここでは積み立て投資が、最も都合の良くなる過去のシュミュレーション結果はお見せしません。

何故かというと、貴方が実際に長期投資で積み立てをする際、自分の予想が外れた際でも冷静に積み立てを行っていけるようにするためです。

積み立て投資では、よく“ドルコスト平均法”という言葉を使って、「積み立てを継続すれば、いずれは、貴方の積み立て資産と積み立て評価額が一致しますよ~」と、説明されます。

ですので、積み立て投資“本家”(ともいえる) USドル (米ドル)に投資していった例について、ご説明します。

本記事の図は全て、 Investing.com からデータを取得し作成しています。

以下の積み立てシュミュレーションでは、購入手数料、スプレッド、スワップポイント等は考慮していません。

<パターン1>

積み立て開始時期:1971年2月

積み立て方法:月末の取引終了時点で、月1万円、USドルに投資(残高は翌月に繰り越し)

1971年2月時点でのドル円は357.56円です。この年の8月にはニクソン・ショック(金とUSドルの交換停止)によって、ドル円は大暴落し、その下落の余波は今でも続いております。

下の図が、ドル円の超長期チャートとなります。

未来が分かっていたら、1971年2月時点から、USドルに積み立て投資するひとはまずいないと思います。

でも、ここ10年で同じようなことが起こった通貨がありますね。(トルコリラです)

特に、高金利通貨等、リスクが大きいものに積み立て投資される方は、本シュミュレーションよく見ておいて下さい。

覚悟はいいですか?

 

ではいきます。

下の図が、1971年2月から積み立て合計額(青)と積み立て評価額(オレンジ)の対比図です。

まぁ、予想通りの評価損ですね。。。約50年間 積み立てで、合計額:約550万円に対して、現時点で100万円程、損してます。

次に、積み立て平均レート(オレンジ)と評価損益(灰色)も見てみましょう。

*「積み立て平均レート=積み立てした合計額÷購入した投資単位(ここでは“USドル”) 」であり、そのレートを超えると評価益、下回ると評価損となります。

悪い結果といえば、悪い結果なのですが、現状、積み立て平均レートは136円程に下がっております。

積み立て開始時点が、約360円なのに、それが1/2以下の136円です!!

これは、取引レンジ幅を設定し、自動発注をしつづけるトラリピ等では達成出来ないパーフォ―マンスです。→詳しくはトラリピ vs 積み立て投資 本当に初心者向けなのはどっち?

このまま積み立てを続け、ドル円が136円より下だったら、段々、積み立て平均レートは下がっていきます。

USドルがなくならずに、積み立て平均レートをドル円が無事上回れば、

おめでとうございます!!貴方の粘り勝ちです!!

・・・となります。

 

これで、終わりだと、貴方の心中、穏やかではいられないかもしれませんので、評価益が出るパターンも載せます。

<パターン2>

積み立て開始時期:2007年6月

積み立て方法:月末の取引終了時点で、月1万円、USドルに投資(残高は翌月に繰り越し)←パターン1と同じ

今度は、サブプライムローン問題(2007年夏)やリーマンショック(2008年9月)前の、(主に金融市場が)好景気に沸き立ってた頃から、積み立て投資を始めた場合についてです。

2007年6月(終値)時点でのドル円は123.17円です。

下の図のドル円の超長期チャートのうち、赤矢印から始めた場合です。(この場合も、積み立て開始時点から暴落が開始しています)

 

予め、評価益が出るパターンを用意していますので、気楽にお読みください。

ではいきます。

下の図が、2007年6月から積み立て合計額(青)と積み立て評価額(オレンジ)の対比図です。

おめでとうございます!!

約10年間 積み立てで、合計額:約126万円に対して、現時点で17万円程、得してます。つまり、年利:1.3%(=17÷126×100÷10(年))の投資です。

次に、積み立て平均レート(オレンジ)と評価損益(灰色)も見てみましょう♪

積み立て平均レートは、現在99円程に位置しています。

この場合は、2013年頃(赤丸)に評価損の状態から、評価益の状態に変わっておりますので、6年間の積み立て投資でプラスマイナス0となっていると言えます。

そして、現在に至る4年間は、評価益となり、(もし、積み立て投資をしていたら)貴方の心はウキウキな気分でいられるでしょう。

それに加え、この10年間は、FX取引でも、ドル円のスワップポイントはほぼプラスの状態だと思います。つまり、追加で収入も入っています。 

*スワップポイントはFX会社によって異なります。

この場合も、トラリピ等やられている方は手持ち資金126万円、レンジ幅:75~125円で強制決済(ロスカット)が考えられない安心な設定でやって、どの位、利益及び評価損益が出るのか、計算してみることをお勧めします。→計算結果はトラリピと積み立て投資の比較、徹底的に追及します!

以上、如何でしたでしょうか?

今後、貴方が積み立て投資を考えていく上での参考資料として頂けたら、幸いです。

 

 

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 この記事へのコメント

  1. […] 積み立てについてのイメージを書いた記事はこちら […]

  2. […] 新興国の高金利通貨の検討時にはこちらも参照お勧めします。 […]

  3. […] この記事では、別記事:“積み立て投資のイメージを持ちましょう!”でシュミュレーションした期間の運用を、トラリピでやった場合について考えます。 […]

  4. […] 参照記事2:“積み立て投資のイメージを持ちましょう!” […]

  5. […] ただし、例えば、価格が上がり続ける状態では、自動売買せずに、そのまま持ち続けた方が利益(評価益、配当)が出ることは心にとめておいて下さい。→積み立て投資のイメージをより明確にするにはこちら […]

  6. […] ですが、リスクは大体考えられ、他と比較出来ます。→参照記事:“積み立て投資のイメージを持ちましょう!” […]

  7. […] “積み立て投資のイメージを持ちましょう!”で、取り上げた、USドル(米ドル) […]

  8. […] 積み立て投資のイメージを持ちましょう! ウェルスナビ VS 米国株ETF 差がつき過ぎたために、追加調査 トルコリラ […]

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