単利運用 vs 複利運用長期下落相場で比較しました。

本記事は、長期的に下落相場となっている、高金利通貨への投資についての補足記事です。

以前の記事：下落相場続く、トルコリラ／円　複利運用でどうなるのか、算出！等で、トルコリラやメキシコペソの複利運用の結果を紹介しましたが、それらの記事に補足します。

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「投資」するからには、とにかく複利運用するのが基本と考えますが、下落幅が大きすぎて、単利運用の方が良くなってしまう場合もあります。

複利運用ではなく、単利運用の方が運用成績良くなってしまう場合は、貴方の大切なお金を運用出来る投資先に本当にふさわしいのかも含めて、今後の判断に活かして頂けたら幸いです。

＜１．トルコリラ積み立てでの単利 vs 複利＞

まずは、トルコリラ積み立てでの複利運用の結果から紹介します。

2007年1月から2018年2月まで、毎月末に 5万円ずつ積み立て投資していった場合です。
詳しい条件については、別記事：下落相場続く、トルコリラ／円　複利運用でどうなるのか、算出！をご参照下さい。

ぎりぎりプラス収益となっています。

この積み立て投資で、利息を運用に回さない単利運用に切り替えた場合は、下の通りです。

・・・積み立てでは、単利運用が勝っています。

＜2．トルコリラスポットでの単利 vs 複利＞

次に、上記1で積み立てた合計額を運用開始時点で、一気に投資する、スポット投資の運用結果について、紹介します。

スポット投資の方が、積み立て投資より、金利収入の影響が大きく出ます。

まずは、複利運用の結果です。

次に、単利運用の結果です。

ほぼ互角ではありますが、辛うじて、複利運用が勝っています。

単利運用に大きく引き離されるかと心配しましたが、意外にも、スポット投資での複利運用、健闘していますね！！

メキシコペソでの運用結果に移ります。

トルコリラほどではありませんが、メキシコペソも約12年間で価値が半分になっています。

＜３．メキシコペソ積み立てでの単利 vs 複利＞

まずは、積み立て投資での複利運用の結果からです。

2006年1月から2018年3月まで、毎月末に 4万円ずつ積み立て投資していった場合です。
詳しい条件については、別記事：高金利の実力見たく、メキシコペソで複利運用の過去検証！！をご参照下さい。

メキシコペソの利回りがずば抜けて高かった、ＦＸプライムｂｙＧＭＯのおかげで、別に悪くない結果です。

こちらを単利運用に変えると、以下の通りです。

メキシコペソ程度の下落幅であれば、複利運用の方が、運用成績良くなってきてますね！

＜4．メキシコペソスポットでの単利 vs 複利＞

最後に、メキシコペソでのスポット投資での比較です。

上記3で積み立てた合計額を、運用開始時点で一気に投資した場合です。

複利運用↓

単利運用↓