シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由

この記事は、別記事“不況時の安定収入目指し、シストレ24 フルオート 検討してます!”の補足記事です。

まず、デメリットからご紹介します。

シストレ24のデメリットは・・・・

インヴァスト証券でのシストレ24では、購入手数料及び維持手数料が高いことです。

 

私が「FXを利用した長期の外貨投資」でお勧めのFX会社“SBI FX トレード”との比較を表に載せます。

比較の手数料等はUSドル/円 1万通貨あたりの取引の、スプレッド、スワップポイントから試算しています。(17年12月26日のデータで比較しています)

比較の詳細については別記事を参照お願いします。

  シストレ24 SBI FXトレード
購入手数料 約250円 27円
USドル購入時の1日の、収入 5円 43円
USドル売(=円買)時の1日の、手数料 75円 44円
FX会社の1日の、取引維持収入 70円 1円

FX会社の1日の、取引維持収入が多い程、貴方は毎日の取引維持に損してます。

特に、シストレ24での各ストラテジーの売買判定には、スワップポイントが+か-かは(恐らく)加味されておりませんので、FX会社の取引維持収入の半額分、貴方の取引維持に手数料が割引かれていると考えていいと考えます。

例えば、年間100回の取引をし、毎日、平均1万通貨単位の取引を維持し続けた場合、年間3~4万円の手数料がかかっていることになります!

購入手数料:250円×100回 =2万5千円/年 (*

取引維持手数料:70円×1/2×365日 ≒ 1万3千円/年

*フルオート設定のシュミュレーション等では、購入手数料分(スプレッド)は、あらかじめ考慮されて計算されています。

何故、これほど、大きな負担のリスクを抱えてまで、私は シストレ24 フルオートでの検討を続けているか?

勿論、それ以外のFX自動売買の検討も沢山しました。しましたが・・・

他に、選択肢が見つからないのです!

インヴァスト証券のシストレ24での圧倒的なサービスより、有望な方法が見つからないのです!

以下、私が検討した、他のFX自動売買について、列挙します。

(1) トラリピ等、リピート型自動売買

(2) 他のFX会社での、選択型自動売買

(2)-① シストレ24と同じ環境(プラットフォーム)で提供している会社

(2)-② その他 選択型シストレ

↑その他 選択型シストレで私の意見、一生懸命書いた後で気づきました。サービス終了・・

(3) 自動売買プログラム(EA)を購入し、MT4で利用

 


 

(1) トラリピ等、リピート型自動売買

 

トラリピ等、リピート型自動売買では、一般的には、安定収入が期待出来ると言われています。

でも、私が求めているのは、平日、相場のことは全く気にすることなく、本業等に集中でき、なおかつ、不況時でも追加資金を入れる必要のない自動売買です。

トラリピ等、リピート型自動売買は、確かにコツコツと利益は出ます。しかし、予想と逆方向に相場が動くと、多大な損失が発生します。そんな状態で、どう本業等に、平日集中出来るといえるのでしょうか?

また、強制決済が発生しない安心な設定でやれば、やるほど、資金効率は落ちます。場合によっては、不況時、追加資金も必要となります。ならば、積み立て投資をやった方が実際には効率はいいです。

参照記事:トラリピ vs 積み立て投資 本当に初心者向けなのはどっち?

 

(2) 他のFX会社での、選択型自動売買

 

(2)-① シストレ24と同じ環境(プラットフォーム)で提供している会社

例えば、セントラル短資FX 等数社で、シストレ24と同じ環境での自動売買プログラム(ストラテジー)の提供を行っています。

シストレ24は、イスラエルのトレーデンシ―社が開発・提供を行っているミラートレーダーをプラットフォームとしています。

しかし、シストレ24のストラテジー数は、5000~1万あるのに対し、同業他社の場合は、数百・・500以下です。

ストラテジーを入れ替えるフルオートという機能もありません。

他の会社利用は上級者向けと考えます。(更に言うと、ストラテジーの売買ロジックは非公開のため、ロジックを類推し利用していくことに時間を使うならば、他の自動売買の勉強・検討に時間を使った方がいいのではないかと考えます)

投資アイデアの一つに、フルオートで選択されたもので、他の会社でも利用可能なストラテジーは、他の会社を利用するという手段もあります。(その方がコストは安く済みます)

ですが、それには、更に多くの、資金を用意する必要が出てきます。そのため、資金が少ないうちはあまり現実的ではないのではないかと考えます。

 

(2)-② その他 選択型シストレ

 

エコトレFX(ひまわり証券) :本年サービス終了です!!

国産の選択型シストレです。

エコトレFXの特徴はポートフォリオジェネレーターと呼ばれるもので、過去の成績をもとに、安定に利益を挙げられる自動売買プログラムの組み合わせを選べることです。

将来的には、私はフルオートでの検討が順調に進めば、考えを応用しエコトレFXでも検討を考えているのですが、問題は、シストレ24より更に資金量が必要となってくる点です。(以下略)

私はひそかに注目していたのですが、本年3月末にサービス終了のようです!!(また、シストレ24以外の選択肢が消えました。)

トレードコレクター(YJFX!):気づかない内にサービス終了してました!

トレードコレクターでは、他人のトレードをそっくり真似るコピートレードの自動売買プログラムが提供されています。

人間の判断の方が突発的な相場の動きに対処しやすいと考えられているためです。

しかし、FXの世界は1割のひとが利益を出すことが出来ておらず、更に数年後、生き残れるのは、その中でも1割と言われる厳しい世界です。(つまり、99%のひとが長期的に見ると負けています)

日本のFX投資家のレベルが上がっているとはいえ、YJFX!で利益を挙げているひとが、長期的にも利益を上げられるのかどうか判断するのは難しいものと考えます。(以下略)

・・・・トレードコレクターもまさかのサービス終了しています・・ この記事で意見書いた苦労は一体なんだったのか(笑)

 

(3) 自動売買プログラム(EA)を購入し、MT4で利用

MT4(メタトレーダー4)とは、ロシアのメタクォーツソフトウェア社が開発し、提供されている高機能トレードシステムツールです。

貴方がEAを入手し、MT4の取引環境があるFX会社を利用すれば、それ自体では低コストで自動売買することが可能です。

ですが、“それ自体では”と言ったのには訳があります。

貴方が購入するEAはいいもので1個 数万円します。しかも、買ったEAが今後も有効に働くとは限りません。

また、MT4でEAで自動売買をするには、常にPCを稼働し、MT4の取引画面を開きっぱなしにしておく必要があります。停電等で、PCの電源が落ちた場合は自動売買が止まります。旅行中に自動売買を止めたいときも、自宅に帰って、自動売買を行っているPCで操作する必要があります。

その対策として、シストレクラウド等のクラウドサービスを利用するという手もあります。

クラウドサービスでは、常時、PCとMT4を稼働する必要はなく、クラウドシステムを利用し遠隔操作も可能となります。

ただし、利用料がかかってきます。1EAあたり、大体 年1万円です。

要するに、MT4を使ったEAでの自動売買では、購入コスト、維持コストも考慮すると、シストレ24と同様にかかります。

最悪なのが、高いEAを購入したのはいいが、全く役に立たなかった場合です。

以前、人口知能(AI)を搭載したEAという触れ込みで、Trend Tiger(あおのり学校)というものが、宣伝されていた時期がありました。

私も気になってはいたので、しばらく経ってから、その後の評判も調べたりしましたが、いい評判は聞きません。(実際、今のところ、どういう結果なのかも調べてもみましたが、結局分かりませんでした。)

Trend Tigerに限りませんが、他人が作ったEAを、宣伝される見込み利益を信じて、購入するのは、私としてはお勧めしません。

 

結局のところ、シストレ24で、5000~1万あるストラテジーから、フルオート機能を使い相場状況に合わせて、変えていく方法が、現状最も有望な、FX自動売買の方法であると考え、検討をしている次第です。

 

インヴァスト証券

記事作成中に気づいたのですが、サービス終了している、自動売買サービスあって、私的にはびっくりです。(やっぱり、色々問題あったんだろうなと・・・)

【関連記事】

私が「宝の山」と考える シストレ24 フルオート関連記事のまとめ

金融機関、どこがいいのか迷ったら→→ 具体的な数値で比較した結果

トラリピ vs 積み立て投資 本当に初心者向けなのはどっち?

 

さとふる
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 この記事へのコメント

  1. […] 特に シストレ24で顕著です。 詳しくは→シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由 […]

  2. […] また、シストレ24では、EAを購入して利用するより多くの利用手数料がかかりますが、一年未満のお試しでの利用であれば、シストレ24の方が安くすむと考えます。 詳しくは→シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由 […]

  3. […] シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由 […]

  4. […] 関連記事1:シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由 […]

  5. […] 補足記事1:シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由 […]

  6. […] 補足記事1:シストレ24のデメリット、それでも私がシストレ24を使う理由 […]

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