今回は、移動平均線を用いた判断での稼働に適した自動売買AIを見つける方法について記載します。
AI(人工知能)によるFX自動売買のサービスは、インヴァスト証券 『マイメイト 』にて出されています。
- マイメイト では、自動売買の実際の判断を下すAIをエージェントと呼んでいます。
参考記事
【未経験者・初心者必読】インヴァスト証券 AI運用のカギは稼働判断にあり
へっぽこAIエージェントと歩む移動平均線での稼働判断-1 紹介編 #MYMATE
移動平均線を用いた判断の分析はどのようなAIエージェントでもできるものです。
現在、すでに稼働されているものがある場合は、停止の判断基準(の一つ)に活用できます。
一方で、これから稼働に適したAIエージェントをみつけるのは、マイメイト の検索機能を上手く活用する必要があります。
少々、特殊な見つけ方ですので、記事化して紹介します。
初めに:どのようなAIエージェントを探すのか?
移動平均線を用いた連載記事の損益曲線を使って説明します。
- 損益曲線の見方は マイメイトサイト の”「エージェント」選びにも役立つ! 損益曲線の見方とチェックすべき情報(2020.3.20)”をご覧ください。
上の図の水色で囲んだ部分の利益(1万通貨単位で1000pips、約15万円)を狙っていきます。
一般的な検索上位に表示されるのは、急激な上昇が終わった後の残り火のような紫の枠で囲んだ成績をあげるAIエージェントとなります。
急激な利益獲得後に、利益を上げるスピードが段々と緩やかになり、苦手な相場局面に入ると急落することもあります。
一般的な検索上位に入るAIエージェントを選ぶと、稼働した瞬間に損失を出し続ける局面ということも大いに考えられ、実はリスクが高い選び方と考えます。
投資の格言に
「人の行く裏に道あり花の山」というものがあります。有名なAIエージェントを選んで、簡単に上手くいくのであれば、誰も投資やトレードで苦労はしていません。
どうせなら、簡単には見つけられない「金の卵」を探しにいきませんか?
- 以下の説明は、今のマイメイトサイトの検索システムで、現状ベストと考える探し方です。今後、もっといい検索方法を見つけましたら、また記事化します。
移動平均線での稼働に適した「金の卵」の探し方
マイメイトサイトの検索画面で、Dクラス(もしくはCクラス)を選ぶ。
既に調子の良くなっていて高ランクとなっているAIエージェントをまずは外します。
過去1年間⇒過去30日間に変更します。
最近、調子が上がってきているエージェントを見つけられるようにします。
・・・で、上位表示される通貨ペアとScore(過去30日間の損益 pips)に注目して欲しいのですが・・・
上の画像では、GBP/JPYの通貨ペア、Scoreは+900~+800台となっています。
Scoreは+300~+100台が移動平均線での稼働に適しており、このまま下にスクロールしてもなかなか目的のScoreに到達できません。
そこで調子が既に良いAIエージェントが多数の通貨ペアーこの場合は「GBP/JPY」-を検索対象から外します。
調子が既に良いAIエージェントが多数の通貨ペアは相場環境も既にいい状態であり、相場環境がいい状態はそこまで長くは続かないだろうという予測からです。
通貨ペアを「全て」を選択した後に、「GBP/JPY」のチェックを外すと、「GBP/JPY」の通貨ペアは除外されます。
「GBP/JPY」を除外したところ、
今度は「USD/JPY」のAIエージェントだけで上位表示が埋まり、まだScoreは+700台です。
「USD/JPY」も除外してみます。
「USD/JPY」も除外したところ、
今度は「GBP/USD」のAIエージェントがほとんどの上位表示となりました。Scoreは+600~+500台です。
通貨ペアの除外はこの位にしてもいいですが、
今回はScore+300~+100台を探しやすいように「GBP/USD」も除外してみます。
上位表示されるAIエージェントの通貨ペアが多彩となりました。
相場環境の良い通貨ペアの除外はこの位にして次に移ります。
下にスクロールし、Score+300~+100台のAIエージェントのところまでいきます。
AIエージェントを一体づつ見ていって、候補となるAIエージェントを探していきます。
AIエージェントの選択画面にて・・
まずは、取引回数に注目します。取引回数が50回未満ですと、ほとんど取引を行ってないためデータ数が少なく、移動平均線の判断がしにくいです。
もう数年たてば、取引回数が少なくてもデータ数が貯まるので判断がしやすくなると思いますが、今は取引回数の少ないAIエージェントは除外します。
次に、損益曲線の全期間を見ます。
オレンジ色の損益曲線が、ずっと上昇していたり、下落していたりしているAIエージェントの判断はしにくいので、そういうAIエージェントは除外します。
上の見本のAIエージェント「黒炎丸」のように、山あり谷ありのAIエージェントが適しています。
FXの経験者であれば、更に白線の価格の推移にも注目し、どこで利益をだし、どこで損失をだしているかも見ていきます。
「黒炎丸」は基本的にトレンドフォローですが、一度調整時期をはさんだりすると、調子を崩すのかもしれませんね。
通貨ペアの「AUD/JPY」の下落を見込むならありかもしれません。
先ほど表示されてたScore +260~+222の中であれば、「ウニさん」が一番お勧めでした。(ウニさんと同じ通貨ペアのAIエージェントを稼働していなければ、ウニさんを稼働対象としていたかもしれません)
過去に1200pips(1万通貨で約15万円)も利益を上げていた時期もあり、
レンジ気味の相場でも利益を伸ばすことができ、今後の「AUD/JPY」の相場環境にもあっているのではないかと思います。
更に、直近では損失を出しているので、今後タイミングをみて稼働はさせやすいと考えます。
そして、気になるAIエージェントを選んだら、自分でも損益曲線をEXELで作ります。
作成には、『履歴』の欄からデータを取ります。(この作業が大変です。インヴァスト証券様が早くデータDLを出来るようにして欲しいです)
損益曲線を作成後に、移動平均線での稼働判断を行います。
以降の判断については、
へっぽこAIエージェントと歩む移動平均線での稼働判断-1 紹介編 #MYMATE
へっぽこAIエージェントと歩む移動平均線での稼働判断-2 設定編 #MYMATE
上記の記事をご参照ください。
今回は、以上となります。
あなたのAI自動売買トレードへのお役に立てれば幸いです。
【関連記事】
移動平均線を用いた 自動売買 稼働⇔停止の判断 記事 まとめ
【未経験者・初心者必読】インヴァスト証券 AI運用のカギは稼働判断にあり
へっぽこAIエージェントと歩む移動平均線での稼働判断-1 紹介編 #MYMATE
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