当サイトは健全なお金の管理のサイトです。そんなものはありません(キッパリ)
・・・と言いたいところですが、実は確実に、楽して儲けられることはあります。
それは、皆さんよくご存じの節約/財テクの収入源です。
え~何だ、もっと面白い話が聞きたいよ・・・と思った方も、以下の私の話を聞いて下さい。お金管理に当たっての大切な心構えをお話します。
確かに、投資/副業の収入源はがっつり儲けられるように見えて、夢溢れているように見えます。(投資/副業の収入源の魅力の本質はそこじゃないのですが・・・それについては後日)
でも、1個の成功談の背後には、多大な損失(お金、時間、人間関係等々)を負った無数の失敗談があることをお忘れなく。FX(外国為替証拠金取引)では9割のひとが負けているというのは、投資の世界では有名な話です。
通常、資金源に乏しい私達が銀行預金より多い、年1%以上の金利を得ようとすると多大なリスクを背負わされます。
最近の例で説明します。
最近、規制緩和の影響でソーシャルレンディングと呼ばれるものが出来ました。そう、私達も簡単に金貸しになれるようになったのです!それも、普段、お金を借りる立場である、企業側に!
・・・ですが、それにも、大きなリスクがかけられています。
私達は、住宅ローンを組む際、ほぼ年1%以上の金利がかけられ、生命保険に加入させられるでしょう。(生命保険料支払いも貴方にとって、コストです)要するに、死んでもお金の返還が出来るように、準備させられるのです。
一方、私達がソーシャルレンディングでお金を貸すときは、相手企業が倒産してもお金を回収出来るのでしょうか?
はい、勿論、出来ません。
私が、目にした2つのケースを記述します。(青字は個人的見解です)
① 貸すお金が貸し倒れになった場合は、株券を貰えるという担保が付いている←←←いや、倒産したら、株券なんて紙屑・・・・
② 販売目標額が設定されており、それ以上で利益、不達成額以下だと貸したお金以下での支払い。ただし、ある金額以上お金を貸すと、販売予定の商品が貰える←←←商品欲しいひとにとってはお安い買い物なのかもしれませんが、ごめんなさい出来ませんでしたで許されるのですね(汗)
分散投資先として、利用している方もいるかと思いますが、私は更に以下の点も踏まえて割りに合わないかなと思い検討から外しています。(私は金貸しには向いてないのかもですが(笑))
仮に、年5%の金利がついたとして、元の投資資金を失う危険が完全になくなるまでには、貸し倒れを経験せず15年間複利運用する必要があります。(資金が2倍になれば、危険は完全になくなりますので、複利運用の72の法則で計算出来ます:72÷5(%)=14.4)
15年の間に不況の時期は来ないのでしょうか?
しかも、金を貸せる企業先は、銀行が“貸せない”のではなく、“貸さない”企業先です。(この低金利時代、銀行だって“貸せる先であれば”、先を争って貸しますよね?)
改めて、まとめますと・・・
私達が企業から金を借りる場合:死んでも返還出来るように準備させられる。
企業が私達から金を借りる場合:出来なかったので諦めて下さい、と言える。
・・・こんな不利な状況でも、現実は、ソーシャルレンディングに応募が殺到しているのです。
お分かり頂けたでしょうか?私達庶民は、投資の世界では、気を抜いてお金を出せばそのお金を騙し取られる、常に不利な状況にあるのです。そして、それは貴方の護りたいひと、子供も変わりありません。
そうした状況の中、私達庶民が唯一、楽して稼げるのは、節約/財テクの収入源なのです。
一つ例を挙げます。クレジットカードやよくお買い物するお店のポイントです。その還元率は1%位つくものと思います。
それを年利として考えてみて下さい。貴方と貴方の家族は一年間にどの位、お金を使ってますか?100万円ですか?それ以上ですか?ポイント還元とは、その使った分、年利(=還元率)1%として返ってくるのです。
勿論、使った全てに金利がつく状態に出来る訳じゃないですが、支払いをクレジットカード払いに変える等、工夫すれば、ほぼ全てに金利(=還元率)1%をつけることが出来ます。
どうです?そう考えると、銀行預金よりずっとお得で、投資するよりずっと危険は少なくないですか?
*ただし、クレジットカードは必ず一回払いで!!そうしないと手数料(借金としての利息)がかかります。ご利用の際はその点だけは絶対にお守り下さい。
何も、幸せを我慢して、節約して下さいと勧めているのではないのです。我慢しなくてもいい、節約/財テクで、まずは貴方と貴方の護りたいひとの最低限の幸せを守りましょう!!
次回は、その続きの方法について、書きます。(控えめに言って)失望はさせないつもりですのでお楽しみに。
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[…] 先生、楽して儲けたいです。 […]
[…] 前回のブログからの続きとなります。 […]