税金優遇される“イデコ”や“NISA”で投資信託をやっている又は、検討している方も多いかと思います。
ですので、投資信託で選ぶべきタイプ、避けるべきタイプを説明します。
選ぶべきタイプ→→インデックス型
避けるべきタイプ→→アクティブ型
大きな違いは、アクティブ型は運用するひとが株や債券、不動産等を選んでいくのに対し、インデックス型は、例えば日経平均のような指標に合わせて買っていきます。
このため、インデックス型には、以下の長所があります。
① 信託報酬(手数料)が安い。
*信託報酬は運用する資金に対する割合で引かれます。ですので、資金が多い程、信託報酬は高くなります。
長期投資の考え方はこちら
② 指標をもとにしているので、運用方法が明確である。→→景気と連動します。
③ 同じ種類のどの投資信託を選んでもさほど、違いはない。→→信託報酬が安いのでOKです。
ただし金融機関破綻時の注意点はこちら
では、それに対して、アクティブ型の方が手数料が高い分、運用成績はインデックス型の方よりいいのでしょうか?
・・・・必ずしもそうではないようです。
むしろ、アクティブ型の平均はインデックス型よりも悪いという指摘まであります。
*投資の世界では、インデックス型がいいのか、アクティブ型がいいのか、論争になっているようです。 →詳しい情報源はこちら
いずれにしても、アクティブ型は、ギャンブル性が高く“投資”商品とは言えず、私達が手を出すものではない代物と考えます。
日本政府もその事実を認識しているようで、2018年1月から新たに開始する“積立NISA”では、ほとんどがインデックス型です。アクティブ型は「その他アクティブ投信」として、“その他”扱いされています。
それに、貴方が、アクティブ型を理解出来る程、投資の知識を増やしたら、投資信託に頼らず、自分で運用していった方が、手数料もかからず、運用ルールも自分でコントロール出来ます。
つまり、今後の貴方の人生において、アクティブ型を敢えて採用する機会はないのではないかと考えます。
アクティブ型の、過去の運用成績によって、未来の運用・・・貴方の利益が保証されている訳では、決してありません。
投資信託をやる際はインデックス型を是非、選びましょう!!
【関連記事】
NISAとつみたてNISA、今から始めるなら、どっちにしますか?
アクティブ型の投資信託利用で最低限知っておくべきことまとめました
↓下の追記内容、別記事 補足しています。
【追記】
インデックス型の投資信託でも、株、債券、不動産(REIT)、そして、国内、海外があり、どれを取り入れるか、迷ってしまうかと思います。
ですので、私がもし、投資信託をやるならばの基準(運用配分)を書いておきます。(貴方の考え、見通しを元に調整下さい)
国内 株式 15%
国内 債権 10%
国内 不動産 5%
海外 米国株式 20%
海外 先進国債券 13%
海外 米国不動産 7% *なければ、海外不動産でも可
海外 新興国株式 15%
海外 新興国債権 10%
海外 新興国不動産 5% *なければ、海外不動産でも可
これは、日本、米国、新興国で大体3つに割って、株、債券、不動産は、株、債券、不動産の順で高くしています。
この運用基準では、海外、新興国を多く取り入れており、勿論、今後の景気後退時は、かなり運用成績が悪くなると思います。(為替差損も出ます)
しかし、目的は長期投資です。景気が悪くなり安くなったら、積立で沢山買える位でいいと考えます。(積立だと同じ額でも、運用成績がいいときは、あまり買えず、運用成績が悪くなったら、沢山買え、平均購入価格を下げることが出来ます。)
あと、新興国といっても、運用対象国には、中国やインド等も含まれています。
客観的に見て、国の借金云々言ってデフレ状況から立ち直れない日本より、財政出動を積極的に行い、一帯一路構想を推し進めている中国の方が将来的に成長すると考えております。
日本人としては悔しいですが、国内主体ではむしろリスクが大きいと考えます。
そのため、国内の比率をあえて下げ、米国と新興国の比率を意識的に上げています。(実際、運用する際はもっと積極的な比率にしていくかもしれません)
株、債券、不動産の比率の順は、株、不動産は好景気のとき、運用成績が良くなる傾向で、債券は不景気のときに、運用成績が良くなる傾向があるからです。(必ずではないです)→各金融資産が 得する時期、損する時期、一度、整理してみませんか?
株が最も割合が高いのは、株の配当が一般的に、債権や不動産の利息より高く、複利の力によって、運用成績が良くなると考えるからです。←こちら間違いですが、株の実質での利回りは、債券よりも高くなっています。:バランス型投資に不都合な 超有名な データ、ご存じですか?
ご参考までにどうぞ!
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