例えばの話ですが
①今、上手くいっている天才肌(??)に今後も失敗しないことを求めるのと
②ごく普通のひとが上手くいきそうなタイミングを見極めるのと
どっちが上手くいくと思いますか? 本ブログは②の可能性が高いと考えています。
【未経験者・初心者必読】インヴァスト証券 AI運用のカギは稼働判断にあり
そういう訳でインヴァスト証券の新たなFX自動売買サービス『マイメイト (MAI MATE)』での移動平均線を用いた稼働判断の2記事目です。
今回は、様々な想定を考えつつ AI自動売買の稼働と停止のルール設定を載せていきます。
前回の記事→へっぽこAIエージェントと歩む移動平均線での稼働判断-1 紹介編 #MYMATE
- マイメイト では、自動売買の実際の判断を下すAI(人工知能)をエージェントと呼んでいます。
前回に紹介した へっぽこAIエージェントであるnanashiちゃんを題材にして、
nanashiちゃんが過去に上手くいっていたときと同じように絶好の稼働⇔停止のタイミングを狙っていきます。
・・・で、今後、絶好のタイミングを取るためには、事前に稼働⇔停止の判断のルール作りをする必要があります。
ルールを作らないと、その時の感情も含んだ場当たり的な判断となり、失敗に終わる可能性が高いためです。
- この連載では、移動平均線だけの判断で実施しますが、為替の値動きの予想等、他の要素と組み合わせて考えていってもいいと思います。移動平均線での判断の見本と捉えて頂けたら幸いです。
前回説明しましたが
まず、マイメイト サイトでAIエージェントの成績のデータを入手し損益曲線を作成します。
作成した損益曲線には、上のように短期,中期,長期の移動平均線を入れていきます。
- 今回は、短期:3期間、中期:15期間、長期:60期間としましたが、判断しやすくなるような期間で構いません。
- 短期と中期、中期と長期の期間はそれぞれ4~5倍くらいになるように幅をとっています。
例えば、3期間(短期)×5=15期間(中期)、15期間(中期)×4=60期間(長期)
そしたら、本題である『稼働⇔停止の判断のルール』を作っていきます。
ルールを作るに当たって考えるのは、2つあります。
1. どこを取るのか? つまりは、どこで稼働し、どこで停止するのか?
2.他の間違えやすい箇所で稼働させない or 稼働しても損失を低く抑えるには、どうすればよいのか? です。
では、肝心のルールを載せていきます!
稼働のルール設定
中期が上向きもしくは横ばい
&長期が合計損益線の上にある状態で、
中期を合計損益線が上抜けで稼働
稼働のルールは1つだけです。複数の条件を作れば、それだけ稼働できるタイミングが増えますが、この連載ではお手本というので堅実なところしか狙わないルールにしています。
それに比べて、停止のタイミングは複数作らざるをえません。というのも、稼働した先の展開は本当に上手くいくか分からないからです。上手くいくか分からないからこそ、上手くいかなかったときは出来るだけ損失を抑えるルールにもしなければなりません。
停止のルール設定1
長期が下から上向きとなった場合 ⇒得意な相場に入り、すぐには崩れないと判断
一度、上昇がひと段落しても継続保有
中期の上昇角度が緩やかになってきた後、合計損益線の上昇ピークで損失が出した時点で停止
狙った通りにいった場合の停止ルールです。
他のAIエージェントの損益曲線も確認して思ったのですが、
波に乗っている場合は、初めは一気に利益をあげ、そこから緩やかに利益をあげて・・・最後は、急落というパターンが多かったです。
そこで1番目のルール設定にしてみました。
勢いが弱まるのを待ち、最後の上昇後に停止(利確)という流れとなります。
これが再現できれば、へっぽこAIエージェントでも、1000pips (1万通貨単位の取引量で約15万円)とれます。
停止のルール設定2
長期が下から上向きとなった場合 ⇒得意な相場に入り、すぐには崩れないと判断したが・・・
長期に合計損益線がタッチか下抜けで停止
損失は恐らくでませんが、心理的に一番悔しいパターンだと思います。
成功したと思って待っていたら、ドンドン調子を崩していった場合です。
このような状態になる前に、早めに利確した方がいいかもしれませんが、こういうパターンはまれなのでは?と想定し、停止ルール2を作っています。
停止のルール設定3
長期が上向きとならない場合で
短期もしくは中期に 合計損益線が下抜けで停止
最後の3番目の停止ルールは、いわば上昇が騙しだった場合のルールです。
出来るだけ損失にならないように、早めに対処できるルールにしています。
停止後、上昇しても仕方がない、、、稼働し直すか、見送るかします。
多大な損失を出さなかっただけ、ヨシと考えべき状況ですので。
条件ができたら、稼働させがちな別の箇所でも、損失を抑えられる設定なのか確認していきます。
他の箇所の稼働⇔停止判断1
中期を合計損益線が上抜けしたが、中期が下向きなので稼働しない
徐々に損失を出していっているのに、一瞬、利益を出したら、どうなのか?
中期の移動平均線は上向きでないと稼働しないルールとしたので、損失0で抑えられます。
もし仮に、稼働しても損失を出したらすぐに短期を下抜けするので、損失は出来る限り抑えられます。
他の箇所の稼働⇔停止判断2
中期を合計損益線が上抜けしたが
長期が合計損益線の下にある状態なので稼働しない
調子が上がっている状態での稼働です。
通常、ランキングに加えられるのは、このようなパターンだと思います。
一度目の急激で大きな上昇は実際の取引では捉えられずに(観察できずに)、二度目以降の緩くて危険な上昇を取りに行くパターンです。
実際には、ほどほど利益があげたところで停止するパターンもあるかと思いますが、この連載ではあえて稼働させないような設定にしました。(移動平均線の判断で狙うのは、そこじゃないですから)
以上の通りのルールのもと、nanashiちゃんの仮想トレード成績の経過を観察したいと思います!!
稼働のルール設定
中期が上向きもしくは横ばい&長期が合計損益線の上にある状態で、
中期を合計損益線が上抜けで稼働
停止のルール設定1
長期が下から上向きとなった場合 ⇒得意な相場に入り、すぐには崩れないと判断
一度、上昇がひと段落しても継続保有
中期の上昇角度が緩やかになってきた後、合計損益線の上昇ピークで損失が出した時点で停止
停止のルール設定2
長期が下から上向きとなった場合 ⇒得意な相場に入り、すぐには崩れないと判断したが・・・
長期に合計損益線がタッチか下抜けで停止
停止のルール設定3
長期が上向きとならない場合で
短期もしくは中期に 合計損益線が下抜けで停止
ここまで、読んでくれたあなたにとっておきの情報があります。
今、稼働できるAIエージェントはないのかと探してみた結果です。詳しくは⇒リンク画像をご覧ください。
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