投資しようとした銘柄が買えなかった件【WR高評価銘柄積み立て投資10回目】#PTP銘柄

皆様、こんにちは！今月は、いつもと少々異なり、WR高評価銘柄への投資をしようとしたら、買えなかった出来事を中心にご報告しようと思います。米国株の上場パートナーシップ銘柄「Publicly Traded Partnerships 」の略語であるPTP銘柄が関係しています。

WR高評価銘柄には、マニアックな銘柄も多く含まれていて、これまでカナダ株（トロント市場に上場している株）も購入したことがあります。購入には、世界の様々な国に上場している株が購入可能なIB証券（インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社）も利用しています。

今回、そのIB証券でさえも（すぐには）購入することができなかった銘柄がありました。

WR高評価銘柄投資を始めたときから、購入を検討し続け、ようやく購入しようかな？と思ったMPLX（エム・ピー・エル・エックス）です。

Weiss Ratings米国サイトによると、2024年7月16日から2025年3月9日現時点まで、総合ランクはA-ランク以上をずっとキープしていて、
これまでも何度も投資の機会はありました。

しかし、VIST（ビスタ・エナジー）等と同じエネルギー銘柄で、3か月連続での同一セクター禁止の縛りを設けていたり、安定重視の評価だったために、ついつい他の銘柄を優先してしまっていたのです。。。

・・・で、今回、検討に検討を重ねた結果、ようやくMPLXを買おうとしました。

しかし！！！

・・・なんだと・・・MPLXは上場パートナーシップ（PTP）？？？

MPLXを購入しようとしていたのが2025年3月7日になったばかりの真夜中だったのですが、その時、調べたところによると

IB証券では、PTP銘柄を取引するには申請が必要（3か月ごと）。他の国内証券会社は、PTP銘柄取り扱いからは撤退している様子。
PTP銘柄を売却時、売却総額に対して10%の税金が引かれる。アメリカ人なら免除の可能性があるが、それでも売却益が出ていないこと等要件が厳しい。⇒手に入れた時点で名目の価格の10%引きが実際の評価額。
PTP銘柄は、エネルギーや天然資源等の広義の安全保障に関わる分野が多い。
会社名末尾 LPはリミテッドパートナーシップ（Limited Partnership）の略でPTP銘柄の恐れ

【主な参照サイト様リンク】

PTP銘柄取り新規買付中止のお知らせ。PTPって何？　https://ameblo.jp/romuox/entry-12844898590.html
【2023年1月最新】米国税制改正 2023年1月1日から米国株特定銘柄が「売却益」ではなく「売却代金」に対して課税‼
https://www.ysky.info/entry/2023/01/08/193000#google_vignette
ラザード【LAZ】の掲示板
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160009529/1b914154da6c632b60f9289e46133adf

急いで申請しましたが、申請してすぐには購入可能とはならず、また米国の税金の関係上公開で表示されている株価の10%引きを評価額と見なさざるを得ないこと、
更には他に先月購入したBLX（バンク・ラテンアメリカ・オブ・コマース・エクステリア）の追加購入も検討していたことから、、、

今月は、というか今月もMBLXではなく、他の銘柄であるBLXを購入することにしました！

・・・で、今月は他に候補があったものの、MPLXはまだまだ上位ランクを維持し、来月以降も購入候補に入ってくる可能性があり、
またWeiss Ratings米国サイトではMPLX以外にもPTP銘柄と思われる、末尾LPの銘柄がちらほら確認できます。

ですので、IB証券サポートに電話連絡し、PTP銘柄の不明点を更に確認しました。備忘録代わりに記載します。

PTP銘柄の許可申請（3か月ごと）は売買のときだけで、保有時は必要ない。
許可申請は　IB証券メインページのアイコン→設定→PTP取引の選択/選択解除　から可能。
申請をしたら却下されることはほとんどないが、申請してから数日かかる。（今回は深夜に申請→その日の夕方には購入許可となっていました）
会社名末尾LPでも、クオリファイノート?という書類をだしていたら、PTP銘柄でない。⇒会社名末尾LPでも必ずしもPTP銘柄ではない。

・・・ということでした。

売却代金の10%がアメリカの税金として天引きは痛いですが、配当金メインの長期投資としてはありかな？とは思います。配当利回りは多めなので10数年で投資資金を配当金で回収できる計算となります。

売却しにくいことで、株価の安定に繋がっている可能性もあります。

従って、これまでと同様、他に購入の候補があれば、その銘柄を優先すればいいし、どうしてもなければ、MPLX含むPTP銘柄を買うということでいきます！！