イデコ積立捻出にお困りの方へ~実質負担額で考えましょう!

この記事は イデコ(iDeCo)で、積立上限まで積立額を捻出出来ない方・・・特に、自営業者の皆様に向けて、書いております。

イデコとは、年金の一種です。

イデコでの毎年の積立額は、貴方の年収から除外して、税金計算されます。

このため、積立をするだけで、貴方は積立額の10~30%の年利収入(税還付)を受けることが出来ます。(税金控除による利回りは年収が多い程、上がります。)

詳しくは 別記事“イデコ”って、そもそも何?”をお読み下さい。

イデコは、入っている年金制度に応じて、積立上限額に差があります。

職業 積立上限額(月額)
会社員 1万2千円~2万3千円 

(会社の年金制度によって、変わる)

公務員 1万2千円
自営業者 6万8千円
専業主婦(主夫) 2万3千円 こちらもお読み下さい

イデコでは、投資の世界で貴方が滅多に目にすることが出来ない高い金利収入が、かなり安全に手に入れられるため、イデコを積み立てられる上限まで積み立てた方が、貴方にとってお得です。

もし、貴方が自営業者であれば、国民年金だけでは、老後資金として不十分と見なされている恐れが高いため、イデコによる積み立ては不可欠であると考えます。

 

 

とはいえ、月々の積み立て金額が捻出出来ない!!って、悩みをお持ちの方、沢山いると思います。

その悩みの解決方法の1つとして、現在、余裕資金として、貯金や投資資金としているものを取り崩すという方法を過去にご提案しました↓

参照記事“私がイデコ積立を“年たった1万円”負担で済んでいる訳

今回は、それでもまだまだ、積み立て上限まで届かない!!って、お悩みの方・・・特に自営業者の貴方のために、出来るだけ多く積み立てるご提案があります。

積立額より実質負担額で考えましょう!

 

実質負担額とは、貴方が積み立てた金額から翌年、税金控除で返ってきた還付額を引いた金額です。

実質負担額 = 積立金額 – 税還付額

下の表は、貴方の毎月の実質負担額と年収から、おおよその、毎月の積立可能額を算出した結果です。

算出にはiDeCo公式サイトの簡単税優遇シュミュレーションを利用しています。

月の積立可能額[万円]算出表 月の実質負担額 (又は 初期積立額)  [万円]
1.5 3 4 5
年収 [万円] 350 1.7 3.5 4.6 5.8
500 1.8 3.7 4.8 6.1
650 1.9 3.7 5.0 6.2

 

例えば、年収:500万円、月の実質負担額 3万円の(自営業者の)方は、毎月、3.7万円まで積み立て可能です。

マネックス証券 iDeCo

 

ここで貴方に、覚えて欲しいことがあります。

① 最初から無理をして、積み立て可能額まで積み立てをしなくても、貴方の実質の負担額から積み立てを始め・・・

② 翌年、税金が返ってきた還付額の分、積み立てに回すということを

③ たった2回(2年)繰り返せば、積み立て可能額に到達します。

例えば、年収:500万円、月の実質負担額 3万円の(自営業者の)方を例にすると・・・

① 初期積立額:3万円でスタート

② 翌年税還付分:7.2万円⇒月 0.6万円・・・2年目 3.6万円に積立額 増額

③ 翌年税還付分:8.5万円⇒月 0.7万円・・・3年目 3.7万円に積立額 増額~積立可能額に到達!!

注) 3年目以降はほとんど増額効果はありません。

 

今回、ご紹介の方法は

税還付額まで、老後に回す

という方法で、毎年の財テクという意味では効果がありません。

ですので、、現在、余裕資金として、貯金や投資資金としているものを取り崩すという方法をとっても足らない分の増額という意味で、お勧めします。

 

え?そこまでして、老後に楽しみを回したくない?

そんな貴方にお伝えしたいことがあります。

将来の不安を解消することは、未来に希望を持つことと同じです!

希望を持てれば、貴方の生きていく力、そして、お金をより生み出していく力は各段に向上します!(第一歩を踏み出しましょう!)

そして、例え、貴方に何らかの不幸があって、貴方がイデコ積立金を将来、使えなかったとしても、貴方のイデコ積立金はなくなる訳ではなく、貴方のご家族に託されます。

私はイデコでの積み立てをお勧めしています。

未来の貴方、そして、ご家族を守っていくための行動を起こしましょう!





【追記】

イデコでは金融機関によって、手数料も変わってきますので、以下の記事もご参照下さい。(選択を間違うと、20年間で6万円程、損をします)

参照記事;“間違わないで!!イデコの預入先

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