本記事は、私が、不況時にも安定な収入源とし期待し、「宝の山」が眠っていると考える、シストレ24 フルオートを自分で作成する際のポイントを、実例を使用し説明する続きの記事となります。
前回記事:シストレ24 フルオート 設定要点1:利益の本質を見極めましょう
シストレ24 フルオートはインヴァスト証券のFX自動売買サービスです。
初めて目にする方は過去記事等の ご参照お願いします。
過去記事1:不況時の安定収入目指し、シストレ24 フルオート 検討してます!
過去記事2:シストレ24 フルオート、私が「宝の山」だと思う理由
フルオート作成のもととして、シストレ24に掲載されている「俺のフルオート」発のフルオート設定“ふるふるフルルートさん”を使用しています。
私目線で、今後も利益が期待出来る、オリジナルフルオートへの変更を行っております。
変更前 | 証拠金
制限撤廃 |
通貨ペア
制限撤廃 |
取引回数
29回~ |
|
損益
(万円) |
15.5 | 22.2 | 29.9 | 55.3 |
今のところ、取引回数を絞って、運用資金:300万円に対し、半年間の運用で55万円程の利益が出る設定になっています。
シストレ24で、定期的に開催される「俺のフルオート」イベントでは、これより利益が出る設定はたくさんあります。
しかし、今回の設定は、証拠金制限にまず引っかかない、設定です。
つまり、リスク管理をしっかり整えた状態下での、成績です。
私は、シストレ24 フルオートが単に儲かりますよ!という理由で、お勧めはしていませんが、今後のデータ取りをしっかりしていけば、以上の利益も期待出来るということは、覚えておいて下さい。(だから、私は、シストレ24 フルオートの検討を地道に続けています)
さて、本題に戻ります。
今回のお題は 「木だけでなく森も見ましょう」です。
以前も触れましたが、私は、シストレ24 フルオートの儲けの本質は、ストラテジー(自動売買プログラム)のスクーリングだと考えております。
スクリーニングとは、例えば、投資する株を選ぶ際に、無数にある候補から、会社の営業利益がどうなっているか、資金調達で問題になっていないか等々、(今後の発展に有効と思われる)項目やその数値を見て、抽出作業を行う手法です。
フルオートでのストラテジーのスクーリングでは、まず今後も有効に働くと思われる項目及び数値から考えていく必要があります。
私のこれまでのデータ取りの経験及び、各項目の意味を考えて、ある程度、有効に働きそうな項目はお伝えすることが出来ます。
しかし、実際、どの位の数値で考えた場合がいいかというのは、各フルオート設定によって、ばらばらです。
そのため、出来るだけ多くの、統計情報を入手する必要があります。
もう一度、今回のお題を言うと 「木だけでなく森も見ましょう」です。
ここまで、説明しますと、次に何をみるべきか、おわかりになった方もいるかもしれません・・・
そうです!
ストラテジー数をもっと増やし、本当に、取引回数が有効に働いているのか、確認しましょう!
まず、取引回数:29回で、ストラテジー数を変えると、損益がどう変わるか確認します。
ストラテジー数が多くなると、必要となる証拠金も増えますので、ストラテジー数3個以上は、運用資金上限の3000万円で行えばいいです。(あくまで、データ取りでの話です)
ストラテジー数:5個まで採用した場合、プラス損益になっているようですね。(ストラテジー数:3個は運がなかっただけだとと考えます)
ストラテジー数:6個以上、採用すると、マイナス損益が拡大していきそうな様子です。
今回のフルオート設定での全体を眺める基準・・・つまり「森」はストラテジー数:5個で考えていきます。
参考→ストラテジー数:5個、取引回数:29回の場合
再度、ストラテジー数:5個での場合(オレンジ)を加え、取引回数の推移、見てみましょう!
ストラテジー数:5個でも、取引回数:27~30回でほとんど変わらなくなり、29回で最大となっています。
ストラテジー数を増やし、統計情報を増やしても、取引回数の傾向は変わっていません。
つまり、今回のフルオート設定では、取引回数が27~30回、特に29回に注目して、とりあえず、毎週データ取りを行えばよい!!ということが分かります。
では、次に、ストラテジーの採用数について触れます。
ストラテジーの採用数が1個の場合と2個の場合、ほとんど損益が変わっていません。
損益が変わらないのであれば、資金効率の面から言うと、ストラテジーの採用数を減らした方がいいです。
ですが、今回の結果はたまたま、ストラテジーの採用数が1個、2個で変わらなかった可能性もあります。
特に、今回のフルオート設定は、稼働以来の順位の高いストラテジーを採用するという設定となっています。
過去6ヶ月間のシュミュレーション結果で採用されているストラテジーは同一のものではありませんが、通貨ペアはGBPJPYのみとなります。
つまり、今回のフルオート設定で、ストラテジーの採用数が1個とした場合、今後も通貨ペア:GBPJPYのみが採用されていく可能性も十分考えられ、GBPJPYの相場環境の変化が起こった場合のリスクにさらされていることになります。
ですので、このように稼働以来での順位で作成する場合は、特に、ストラテジーの採用数は出来るだけ多く採用することをお勧めします。
今回のフルオート設定では、とりあえず、ストラテジー数:2個の場合に、特に注目して、データ取りを進めるのが良いのです。
最後に、通貨ペア分散あるなしの比較を行います。
ストラテジー数:5個、取引回数:29回で 通貨ペア分散をしなかった場合は・・・
ストラテジー数:5個
取引回数:29回~ |
通貨ペア分散 | |
あり | なし | |
損益(万円) | 15.3 | ー28.3 |
必ずしも、通貨ペアは分散させた方がいい訳ではありませんが、今回のフルオート設定のように、分散なしで明確なマイナスの効果になる場合は、以後、通貨ペアは分散ありでデータ取りをしていくことをお勧めします。(変わらなかった場合も、どちらかと言うと、安全性を考え、分散ありをお勧めします)
さて、では、2回に渡って説明したシストレ24 フルオート設定での要点、再度、言います。
● 通貨ペアで制限をかけるのは、長期的な目線でお勧めしません。
●証拠金で限定させた設定では、本質的な情報をとらえられず、そのような設定でデータ取りしても効果がないと考えます。
◎限定する項目の意味まで考え、制限をかけましょう。
◎自分が使用したい設定だけでなく、より制限を広げ、視野を広げて、考えましょう。
なお、繰り返しますが、今回説明で使用したフルオート設定はほんの一例です。
シストレ24 フルオートでは、このような「宝の山」がゴロゴロ眠っています。
是非、貴方独自のフルオート設定を手に入れてみて下さい!
詳しくは→シストレ24 フルオート、私が「宝の山」だと思う理由
参考に設定情報載せますが、本設定、本当に有効に働くかは定かではありません。少なくとも、すぐのご利用はお控え下さい。 詳しくは→必ずご参照を!フルオート開始時の、大事な注意点あります!
次回、貴方にお伝えしなければならないのは、データ取りのポイントです。
お楽しみにどうぞ!
(シストレ24 フルオート関係、早めにお伝えしなければならない記事盛りだくさんとなっております。他関連の記事、お待たせして、申し訳ありません。・・・早くドンドン書ける状態に戻りたいです。。)
関連まとめ記事→私が「宝の山」と考える シストレ24 フルオート関連記事のまとめ
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