今回は、例えていうと「木」より「森」を先に見るべきではないでしょうか?という話です。
よく個別の投資で、リスク重視、リターン重視、バランス重視という選択が出来るようになっているのがあります。
それは、投資先の金融機関が選びやすくしてくれたパッケージでもありますが・・・
実際の話、貴方の資産全体のポートフォリオ、貴方以外に誰か決められるひとはいるのでしょうか?
投資だけの話でもありません。
保険相談や節約相談出来るサービスは増えており、便利な世の中になっています。
しかし、投資等で、貴方がいかに稼いでいくかという突っ込んだ話までは、相談出来ませんよね?
個別の案件はいいとして、全体のお金の管理まで、他人に丸投げ出来るのでしょうか?
・・・もしも、仮に実際に丸投げしているひとがいるとしたら、お金持ちの、所謂、御曹司位なのではないでしょうか?(そして丸投げした後の御曹司の末路、想像出来ませんか?)
個々の投資案件、どの位儲かるかとか、どのようにバランスをとるのか等々、考えるよりも先に、まずは・・・
貴方の全体の資産を見てみませんか?
貴方の全体の資産を見れば、貴方にとってのリスクは何なのか?
貴方は今後、どんな投資、どんな行動を、取ればいいのかが見えてきます。
私、お金の管理人の資産全体の、現在のポートフォリオを例に挙げて説明します。
定期預金と、保険積立(財形保険と年金保険)とでほぼ半分を占めています。
この部分は、元本確保型の資産と言えると思います。
所謂、リスク重視の資産です。
・・・で、日本株と米国株も合わせて、1/3程度保有しています。
日本株の割合大きいですが、これはほぼ持ち株会の積み立てによるもので、評価益を多く含んでいるため大きくなっています。
米国株については、詳しい説明は出来かねるのですが、約半年前から始め、現時点で円ベースで4%程度の評価益となっています。
もう少し詳しく知りたい方へのヒント→私のメイン情報源公開します!!
念のため、お断りしておきますが、長期保有目的です。この先、更に円高になったら、評価損にはなると思います。
投資目的の主要な資産としては株しか持っていません。リターン重視の資産です。
これは、別記事“バランス型投資に不都合な 超有名な データ、ご存じですか?”で述べた通り、株が最も長期投資でのパフォーマンスが良いからということもあります。
私は、本業以外にすぐにお金が必要だという差し迫った状況ではなく、確実性の高い株への長期投資を選んでいます。
しかし、それ以外にも、私が株しかメインの投資対象としていない理由があります。
もう一度、私の資産全体のポートフォリオを見てみて下さい。
資産の半分が、定期預金と保険積立なのです!
既に、リスク重視の資産があり、投資用の資産とのバランスがとれているのです。
ですから、私は、投資分野でも更に債券等を持ち、バランス型投資を行う気にはなれないのです。
極端な話、投資用の資産として振り分けた資産が、バランス型の投資案件で、実は、金利のほとんどつかない銀行預金や国債の保有に一部でも使われていたら、納得出来ますか?(私は納得できません)
確かに不況には強くなるかもしれませんが、既に、資産全体でバランスを取っています。
投資用なら投資用としてのきちんとした使い方をすべきと思います。
・・・で、ここからが、本題ともいえるのですが、
ここまで偉そうなこと語った私の資産全体に死角はないのでしょうか?
勿論、ありますね。。。
1. 最も大きな死角は、本業に関わる資産の割合が大きいのです。
半分弱の資産が本業に関わり、給与天引きという形で積み立てています。
積み立て時、積み立て額に対して数%の補助金がつくため、有効活用しています。
● ただ、それは、私が今の会社を簡単には離れられない状況にしています。
● 更には自社株を保有している以上、会社には潰れられると、正直、困ります。
2. 日本の状況が悪くなるのもリスクです。
● 日本経済が悪くなれば、自社株にも響きます。
● また、日本の治安が不安定になったり、日本の国力が悪化すれば、定期預金や保険積立にさえも影響を与えてくるかもしれません。
3. 日本、米国の株は保有していますが、中国の株を持っていないのも、この先リスクと考えます。
政治的には、中国と関わりを持つの、嫌な気分になる方もいるかと思います。
しかし、今後の世界では、米国と中国の主導権争いがより激しくなるということについては、賛同して貰えるものと思います。
そして、米国と中国、この先、どちらが勝つのかは、誰にも分からないのではないでしょうか?
以上、3つのリスクから、私の今後とるべき行動は・・・
(1) 積極的に節約等を行い、本業が関わらない資産の割合を大きくする。
(2) 中国の株を含む新興国株式のインデックス型の投資信託、ETFでの積み立て投資を実施する。
となります。
本業の関わる日本株の割合以上になるように、米国株と新興国株に投資していきたいと思います。
以上のように、「森」である資産全体を見れば、貴方の取るべき行動、選ぶべき投資先が見えてきます。
個々の投資案件・・・「木」を見るより、先に、「森」見てみましょう!
・・・おっと、それと、もう一つ、私がとるべき行動がありました。
(3) 日本を豊かにし続けるために、一人でも多くのひとが投資分野で収益が上げられるよう、自分の知識を出来るだけ記事にする。
です!
拙い言葉、まだまだ物足りない知識ではありますが、少なくとも投資初心者の方が、投資家として正しい方向に進んで頂けるよう、今後とも情報収集、勉強等 頑張りますので、宜しくお願い致します。
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