本記事は、“米国株の取り扱い数と手数料 分かりやすく 各社比較_1809版”の続きです。
中国株を取り扱っている証券会社の比較、どこよりも分かりやすくにこだわり、作成しました。
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1. 香港株 主要な証券会社での比較
2. 香港株 本土株取り扱いの証券会社での比較
3. 中国本土株 取り扱いの証券会社での比較
まとめ
追記:詳細な算出条件
中国株・・・米国株の比較よりも算出 非常に複雑で 作成 もう大変でした(笑)
貴方の参考になれば、幸いです。
中国株と書きましたが、中国株には、大きく分けて 2種類あります。
香港株 と (中国)本土株 です!
香港株とは、香港市場に上場している 香港企業、中国籍企業の株式を指します。
主に、中国国外に住む 国外投資家向けの株式です。
私達 日本人からみると、一般的な中国株です。
(中国)本土株とは、上海市場 又は 深セン市場に上場している中国企業の株式を指します。
主に、中国国内に住む 国内投資家向けの株式です。
私達 日本人は、本来 買うことが出来ませんでしたが、規制緩和により、一部証券会社を通じて、買うことが出来ます。
玄人向けの中国株と言えます。
本記事では、
・・で比較します。
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<1.香港株 主要な証券会社で比較 >
前記事“米国株の取り扱い数と手数料 分かりやすく 各社比較_1809版”で登場した主要な証券会社で比較します。
まずは、取り扱い数です。
香港株 取り扱い数 | 参考:米国株での順位 | |
SBI証券 | 1488 | 3位 |
楽天証券 | 652 | 5位 |
マネックス証券 | 約1900 | 4位 |
IB証券 *米国証券会社 | 1875 | 1位 |
サクソバンク証券 | 1644 | 2位 |
取り扱い数は、
マネックス証券・IB証券≧サクソバンク証券≧SBI証券>楽天証券
・・の順になっています。
次に、手数料 比較です!!
上図 ↑ 横軸が(1回あたりの)購入金額で、縦軸が購入にかかる手数料(円)
下図 ↓ 横軸が(1回あたりの)購入金額で、縦軸が購入にかかる手数料の割合(%)
手数料は、
IB証券<サクソバンク証券<SBI証券<マネックス証券・楽天証券
・・となっています!
米国株手数料で圧倒的な安さだった IB証券(インタラクティブ・ブローカーズ証券)・・香港株でも圧倒的な安さとなっています。
*IB証券では、資産 約1000万円以下の場合、口座維持手数料が 月 約1000円かかってきます。維持手数料以下の月間取引であれば、手数料はかかりません。
しかし、IB証券では、中国本土株の取り扱いはしていません。
では、中国本土株の取り扱いの証券会社で比較すると、どうなるか?波乱含みの続きをご覧ください。
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<2. 香港株 本土株取り扱いの証券会社での比較 >
まず 本土株取り扱いの証券会社の紹介を、取り扱い数と一緒に行います。
香港株 取り扱い数 | 資本金 | 従業員数 | |
楽天証券 | 652 | ー | ー |
サクソバンク証券 | 1644 | ー | ー |
内藤証券 | 1949 | 30億円 | 427名 |
東洋証券 | 861 | 135億円 | 711名 |
アイザワ証券 | 1534 | 80億円 | 903名 |
参考:マネックス証券 | ー | 122億円 | 284名 |
主要な証券会社では、楽天証券とサクソバンク証券しか本土株は扱っておりません!
残りは、中国株に強い 証券会社となります。
取り扱い数は、
内藤証券>サクソバンク証券≧ アイザワ証券>東洋証券>楽天証券
・・となっています。
次が、手数料 比較です!!
上図 ↑ 横軸が(1回あたりの)購入金額で、縦軸が購入にかかる手数料(円)
下図 ↓ 横軸が(1回あたりの)購入金額で、縦軸が購入にかかる手数料の割合(%)
手数料は、
サクソバンク証券<楽天証券≦東洋証券≦内藤証券・アイザワ証券
・・となっています。
本土株取り扱いのないライバル除くと、サクソバンク証券や楽天証券、手数料の面で優位に立っています!
最後に中国本土株の比較です。
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<3. 中国本土株 取り扱いの証券会社での比較 >
本土株 取り扱い数 | 参考:香港株 取り扱い数 | |
楽天証券 | 235 | 652 |
サクソバンク証券 | 258 | 1644 |
内藤証券 | 1773 | 1949 |
東洋証券 | 174 | 861 |
アイザワ証券 | 185 | 1534 |
中国本土株の取り扱い数は、
内藤証券>>>>サクソバンク証券・楽天証券≧アイザワ証券・東洋証券
・・となっています。
内藤証券では、ほぼ全銘柄の中国株が買えるようです。
取りこぼししたくない方は、内藤証券なのかもしれません・・
次に、手数料の比較です!
上図 ↑ 横軸が(1回あたりの)購入金額で、縦軸が購入にかかる手数料(円)
下図 ↓ 横軸が(1回あたりの)購入金額で、縦軸が購入にかかる手数料の割合(%)
中国本土株の手数料は、
サクソバンク証券<楽天証券<内藤証券・東洋証券≦アイザワ証券
・・となっています。
楽天証券 両替手数料を除くと、香港株と本土株、同一の料金体系で行っており、そのご尽力が報われ、安定して2位につけています。
そして、サクソバンク証券は新規参入ながら、米国株だけでなく中国株でも存在感を見せつけています!
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それでは、中国株の取り扱い数と手数料 分かりやすく 各社比較 【18年9月版】 まとめます。
(資金たくさんあり)とにかく安く中国株買いたい方は、
中国株の取りこぼしをしたくない方は、
他の投資・利用も考え、総合的に行いたい方は、
出来るだけ幅広い取り扱い、手数料 考えて行いたい方は、
・・・が いいと考えます!
↑これでも絞りました。絞ったつもりです(笑)
・・・再見!!!
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【関連記事】
米国株の取り扱い数と手数料 分かりやすく 各社比較_1809版
金融機関、どこがいいのか迷ったら→→ 具体的な数値で比較した結果
維持手数料vs購入手数料 運用期間ごとの総額同じになる 利率は?
ここから先は詳細な算出条件です。
[全般]
・本記事では、各社のウェブサイト上の情報をもとに、独自調査してまとめたものを載せています。
・本記事内容の調査は、2018年9月25日~30日で行っています。
・手数料の比較は、購入時の手数料の合計、つまり、外貨への両替手数料と買付手数料の合計で算出しています。
・手数料は税引き価格です。
・本土株買付手数料の算出は、一般的なA株の買い付け条件を用いています。
・外貨は、香港株では香港ドル(一部 米ドル)、本土株では(中国)人民元を用いています。
・算出に使用した為替レートは、1香港ドル=14円、1人民元=16円、1米ドル=110円です。
[SBI証券]
・SBI証券は、グループ会社の住信SBIネット銀行での両替を行ってから購入するという 両替手数料が最も安くなる条件で計算しています。
[マネックス証券]
・マネックス証券の香港株の取り扱い数は、集計時ETFも混ざっていたため、詳細は不明です。ETF含めると、2264銘柄あり、恐らく 香港株 ほぼ全銘柄取引可能と推察しました。
[IB証券]
・両替え手数料の算出には、米ドルを使用しています。
[サクソバンク証券]
・サクソバンク証券の資料 P13に“最大0.5%の両替コスト”との表記あるため、今回の算出で両替手数料を0.4%として計算しています。
[内藤証券]
・手数料の算出は、Succe-s trade(ネットトレード)での場合を用いています。対面取引またはコールセンター取引も可能ですが、他の証券会社での場合を見る限り、Succe-s tradeが最も手数料が安い状態と考えます。
[東洋証券]
・手数料の算出は、手数料の最も安くなる ホームトレード(インターネットサービス)での場合を用いています。
・東洋証券では、口座維持手数料が 月300円ほどかかります。今回の算出では 同じく維持手数料のかかるIB証券と同様に含めていません。
[アイザワ証券]
・手数料の算出は、手数料の最も安くなる ブルートレード・ネット発注での場合を用いています。
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問い合わせ先(メール): info@moneygement.net
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